こころパン

私は口からのパンだけでは生きられない。心にもパンが欲しい。

私の目を開いてください。

“私の目を開いてください。 私が、 あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。”
(Psalms 119:18 SHINKAI)   ※奇しい=驚くような

 

奥の奥まで、裏の裏まで、聖書から神の計画を知りたいと思っても、
聖書はなぜか、わからない時は全然わからない。

 

でも、ある時急に光が差し込んで、「おおおおお」とわかる時が来ることがある。
牧師でもそういうことがある。


わからないなら、わかるまで待とう?
いや、私たちは「私の目を開いてください。」と祈ろう。


人間の知恵や、無責任な人生相談に惑わされないうちに、一番の答えに目を留めることができるように。

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話したくてしゃべりたくて歌いたくて。

“私は大きな会衆の中で、
義の良い知らせを告げました。 
ご覧ください。 私は私のくちびるを押さえません。
【主】よ。 あなたはご存じです。  ”
(Psalms 40:9 SHINKAI)
 
 
嬉しいことは、誰かに話したくなる。
賛美の言葉が私のくちびるから飛び出そうとする。
上からやってくるうれしさ。
彼女とか彼氏ができて、羨ましがられたい、冷やかされたい思いとはちょっと別な。
 
賛美を口ずさみ、神を誉めたたえよう。
みことばを暗唱しよう。
教会の祈祷会で、証しよう。
 
神が私のためにしてくださった。
黙ってなんかいられない。
話したくて話したくてしょうがない。
でしょ?

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人の幸せを、許しなさい。

“すると、 生きている子の母親は、 自分の子を哀れに思って胸が熱くなり、 王に申し立てて言った。 「わが君。 どうか、 その生きている子をあの女にあげてください。 決してその子を殺さないでください。 」しかし、 もうひとりの女は、 「それを私のものにも、 あなたのものにもしないで、 断ち切ってください」と言った。”
(1 Kings 3:26 SHINKAI)
 
【みことばの背景】
ほぼ同じ時期に2人の女が同じ家で赤ちゃんを産んだ。
しかし、1人の女は、子を死なせてしまった。
それで、もう一人の女の子どもを、寝ている間に奪って、「これは私の子」と言い張った。
この裁判に当たったソロモンは、「子どもを2つに断ち切り、半分をこちらに、半分をそちらに与えなさい」と言った。
(第一列王記3章16〜25節)
そして26節のように2人の女は言った。
さあ、その裁決やいかに。(27〜28節を読んでみよう)
 
【牧師が思ったこと】
ソロモン王は賢いね。
子どもを死なせてしまった女性は、嘘ついちゃいけないけどかわいそうだね。
求めるものが、ある人には与えられ、ある人からは取り上げられるという現実がある。
 
人の幸せって、自分にとっては「悪夢だ」と思ってしまうことがある。
 
でも、その人の幸せを、許してあげなさい。
そして、受け入れよう。
その人に向けられた神さまのご計画を認めよう。
神さまはあなたのための、あなただけのための特別なご計画をお持ちです。

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光に打ち勝つやみはない。

“  光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。”

(John 1:4 SHINKAI)

 

2011年3月11日の大震災の時からしばらくの間、町が真っ暗になったことを覚えているだろうか。

街灯も、お店のネオンも、コンビニの店頭の光も、みんな消えてしまったことがある。

あの時僕たちは、光がないとこんなに町は暗いのだ、ということを実感した。

とてもこわい気持ちにもなった。

今、世界はとても明るく、24時間あかりは絶えることなく、まるで夜のない町のよう。

 

でも心のやみは依然そのままだ。

そのやみは、愛を忘れさせ、憎しみを広げ、復讐となって、

「私たちだけが正しい」という自己正当化の思いをふくらませ、

世界中に広がっている。

 

私のうちにも、そんな想いはないだろうか。

 

イエス・キリストは「光」として、この世に生まれてくださった。

この光は世界中を照らしている。

「光」に打ち勝つ「やみ」など、この世にはない。

 

あなたの心に、その光はともっているだろうか。

それがどんなに弱々しい光であっても、消してはならないよ。

その光は、あなたの心に「神の国」がやってきた証しなのだから。

 

明日(12/25)は教会で10時からクリスマス礼拝があります。

礼拝後に、食事会とお楽しみ会もあります。

待っていますね。

 

牧師

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キリスト・ロス?

“あなたの若い日に、 あなたの創造者を覚えよ。 わざわいの日が来ないうちに、 また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。”
(Ecclesiastes 12:1 SHINKAI)
 
NHKで放送していたドラマ「真田丸」や、火曜日夜の楽しみだった「逃げ恥」が相次いで終了して「◯◯ロス」なんていう人たちが溢れている。
◯◯ロス」というのは、熱愛するドラマの放映が終わったり、またはその登場人物が死んだりして、大きな喪失感を味わっている状態。
 
で、考えてみた。僕は「キリスト・ロス」になったことはあるかなと。
 
ないんだ。
 
確かにない。
キリストにもうお会いできない、ことばが聞けない、その臨在に触れることが永久にできない。
ということがない。
今日も明日も、いつでも一緒であり、キリストが登場する物語や歴史は今も世界中で僕の周りに起こっている。
その「番組」(ドキュメンタリー?それとも生放送の現場中継?)は決して終わらない。
 
でも、仮に、僕がキリストを知らなかったら「みくり・ロス」を埋めようと、次の楽しみ、次の楽しみを見つけようと必死になっているかもしれない。
そしてやがて年老いて「何の喜びもない」という日々を送ることになるのかも。
 
結論。
早めに、若いうちに、できるだけ若いうちにあなたの神、あなたの救い主、「ロス」など決して与えないお方、イエスキリストを心にお迎えしよう。
あなたがイエスさまを「ロス」にさせないようにね。
 
 
ところで紅白でガッキーは「恋ダンス」を踊ってくれるかな。この「独身のプロ」と一緒に。

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ゆだねてごらん。

“あなたの道を【主】にゆだねよ。
主に信頼せよ。 主が成し遂げてくださる。”
(Psalms 37:5 SHINKAI)
 
「あなたの道を主にゆだねよ」とは、
「あなたの将来の全てを、神さまの支配と導きを信じて任せなさい」ということ。
なぜなら、神さまはあなたのために一番良い計画を立て、それを今実行しているからだ。今だよ、今。
 
だから、今つらい中にある人は、その苦しみが自分の強さや優しさに変えられる時が来る。
あるいは、目標も夢もなくて、だるい毎日が続いても、神の時が来る。
今、あなたは将来の目標に向かってコツコツと努力していて、でもそれが一気に方向転換する可能性だってある。
 
大切なのは、信頼に値する神をもっとよく知ること。
祈って、行動すること。
耐えて、待つこと。
 
信頼が100%ではなくても、神に任せてごらんなさい。

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猫に悩みはないが…。

「正しい者の悩みは多い。  
しかし、【主】はそのすべてから彼を救い出される。」
(Psalms 34:19 SHINKAI)
 
神さまを信じていれば、悩みなんてすぐにパーっと解決、なんじゃないの?
と考えている人には申し訳ないけど、実はクリスチャンには悩みが多い。
普通の人よりも多いかもしれない。
それは、悩んでいるときにこそ、神さまの声がよく聞こえるからじゃないかなと思う。
もちろん、調子のいいときにも神さまはいつもあなたに話しかけているさ。
でもなんだかなー。浮かれて聞こえない時が多いんだよね。
 
悩んだら、聖書を開いてごらん。
できれば「(ジュニア)みことばの光」の今日の箇所がいい。
または、教会や学校の礼拝で、お話をしっかり聞いてごらん。
しばらくそれを続けてごらん。
ビンゴ!!という答えはすぐには示されないかもしれない。
でもあなたのものの見方はどんどん広くなって、自分の心をも、見つめることができるようになる。
 
ちなみに、吾輩は猫である。悩みはまだない。

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