こころパン

私は口からのパンだけでは生きられない。心にもパンが欲しい。

マネージャーはいらない。

突然ですが、私はAppleMusicを利用しています。

最新の曲や、欧米の讃美歌が結構聴けるので重宝しています。

 

が、

 

どうも気に入らない。

私はこの音楽ストリーミングサービスをうまく利用しながら気に入らない。

音楽の作り手と聴き手との間に「マネージャー」が入ってくる。

この「マネージャー」は契約を止めれば、聴いている曲を根こそぎ持ち去ってしまう。

作る者と聴く者との本質的な関係が、そこにはない。

 

ではその「本質的な関係」とは何んだろう?

単に売る側と買う側の関係?それは違うと思う。

作り手のが送り出す世界を、私が受け止め、浸る。そこに活力、癒し、慰め、励まし、解放、啓蒙が生まれる。私はそれを望んでいる。

ならば「マネージャー」が仲介しても構わないはずだが。

 

でもこいつはけっこうな権力を持っていて、彼の都合によって曲がいつでも持ち去られてしまう漠然とした「不安定さ」を私に与える。

iPhoneにDLしても、いつのまにか雲マークになっている苛立ち。そしてまた取り返すことの繰り返し。

世界が配信されてはこっそり持ち逃げされる。

このマネージャーは世界が「あなたのものではない」という現実を繰り返し突きつける。その世界の所有権は、あなたには無いという現実を繰り返し突きつける。

私が契約したいのは「マネージャー」とではなく、作り手とである。どっか行けよマネージャー。

 

そもそもあの雲マークは一体何なのだ。脅しか。