恐れを生まない愛
人を愛しはじめると、裏切られる時の恐れが始まる。
愛が強まると離れている時の不安が大きくなる。
別れる時の悲しみが今から自分を打ちのめす。
そして自分が傷つくならはもう「愛」はいらないとさえ思ってしまう。
それは「愛すること」に何かが欠けているからだ、とヨハネは言う。
私は、神に愛されているなら、もう神の罰への恐れはない(ただし、それは何をしてもよいことを意味しない)。
神がまず私を愛してくださった。
私はそれを信じた。
だからこそ、一切の恐れなく「私は愛しています」と言う。
「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。恐れには罰が伴い、恐れる者は、愛において全きものとなっていないのです。私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。」
ヨハネの手紙 第一 4章18~19節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会