世界はどこへ向かっているか。
舞台演劇のクライマックスの盛り上がりは、映画やコンサートのそれとは全然違う。
たとえば、終りにむかって舞台は照明が徐々に暗くなり、闇が全体を包む。
次の瞬間、照明が一斉に点灯される。
すべてを完結させる空間がそこに出現する。
それは全く予想もしなかった世界。
役者の言葉も音楽も美術も一体となって、これまでの物語は勝利へと向かっていたことがわかる。
「ヨハネの黙示録」の世界も同じようなものかもしれない。
キリストのことばがすべて正しかったことがわかる。
キリストは呪われた死を駆逐した神であることを知る。
そしてキリストは真の世界の王であることがわかる。
今、それを信じる者は幸いなるかな。
"また、確かな証人、死者の中から最初に生まれた方、地の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安があなたがたにあるように。"
ヨハネの黙示録 1章5節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
あしたは、イースター
木曜日に、イエスさまは弟子たちの足を洗われた。
そして最後の食事を皆と取られた。
その後、ゲッセマネの園で逮捕された。
逮捕状?罪名?はない。捕まえてから考えるらしい。
しかし、罪名は見つからない。
ところがイエスさまはご自分がメシアであることを法廷で明かしたので、
罪状は「神への冒涜で死刑」ということにされた。めちゃくちゃな裁判だ。
ピラトの許可も下りた。
そして金曜日の朝9時に十字架にはりつけにされた。
午後3時ごろ、息を引き取った。
十字架から降ろされて洞穴のような墓に埋葬された。
今日土曜日、イエスさまは墓の中にいる。少なくとも、からだはそこにある。
今日はイエスさまの死をしみじみ思う日。
しかし、神が共にいてくださる者は、決して絶望しない。
明日、イエスさまは復活する。死からよみがえる。
あなたが神に近づくとき
『リーダーになりたーい?』
なんて素晴らしい世界なのだろう。
ちょうどその時、ボアズはベツレヘムからやって来て刈る者たちに言った。「主があなたがたとともにおられますように。」彼らは「主があなたを祝福されますように」と答えた。
(ルツ2:4)
緑の樹が見える
赤い薔薇も見える
あなたと私のために、それは咲いている
私は思う
なんて素晴らしい世界なのだろう
青い空が見える
真っ白な雲が見える
昼は輝き、祝福されている
深遠な夜は、聖さに満ちている
私は思う
なんて素晴らしい世界なのだろう
空にはかれんな虹の色
それは行き交う人々の顔にも映える。
友達が握手をして、「初めまして」と挨拶をする
まさにそれは「私はあなたを愛します」と言っているのだ
赤ん坊の泣き声が聞こえる。私は彼らの成長を見る。
私が知るよりずっと沢山のことを、あの子たちは学んでいく。
私は思う。なんて素晴らしい世界なのだろう
そう、私は思う
なんて素晴らしい世界なのだろう。
(以上"What's a wonderful world"拙訳)
黄金色に実った麦の収穫がされている。
畑の主人が来て、働き人たちと挨拶が交わされる。
主があなたがたとともにあるように。
主があなたを祝福されますように。
なんて素晴らしい世界なのだろう。
「自分の中で、平凡の価値を見いだしていく過程は、幸福が成長していく証しである。」
牧師